こちらの御札のもとになった「利剣名号」は丹波市の来迎寺で所蔵されている掛軸です。
2020年秋、丹波市柏原町西楽寺で開かれた「徳本行者展」でも展示されていたものです。
この利剣名号は南無阿弥陀仏の六文字を剣のように鋭くして悪因縁を断ち切るように書いたものです。
民間信仰と結びついて、稲の虫よけ、雨乞いの他、疫病退散の祈祷など信仰の対象となりました。
この利剣名号の御札を弊所の活版印刷にてご依頼いただき、剣のような鋭さを、真鍮版でシャープに表現しました。
紙は、雪のように白いスノーブル。柔らかくスムースな肌合いが特徴で、黒く力強い文字を際立てます。
サ イ ズ 272mm×86mm
紙 の 種 類 スノーブル-FS
印 刷 色 墨
凸版の種類 真鍮版
使用印刷機 HEIDELBERG PRATEN T型
プ レ ス 圧 heavy