printing press

印刷機の種類

廣運舘活版所では、以下の印刷機を準備して、お客様のご要望にお応えしています。

ハイデルベルグ プラテンT型

ハイデルベルグ社1965年製。
西ドイツの老舗印刷機メーカー「ハイデルベルグ」の名を一躍轟かせたプラテンT型は、当時画期的とも言われた全自動の活版印刷機。蒸気機関車のエンジンのようなヴィンテージ感のある風格と、シャープで確実な仕事ぶりが強みです。弊所ではご縁をいただき、廃業される印刷所から50年以上現役で働き続けたこの機械を譲り受けました。繊細な筆致のポストカードや多色刷り、微細な表現にこだわる名刺など、幅広く活躍する一台です。

SuperAce

株式会社 岩橋栄進堂1989年製。
活版印刷からオフセット印刷へと印刷技術が変わる時代のほぼ最後に製造された印刷機。給紙は手動ですが、インキング・プレス工程は自動の半自動印刷機で、前あてが左右個別に移動できる為、斜め方向の調整も可能で柔軟性は抜群。樹脂版・金属版を使用した小ロットの印刷や、封筒など複雑な形の印刷にも適しています。

Salama-LP

株式会社朗文堂2017年製。
小型ながら印圧の効いた印刷が得意。手動印刷機の「手キン」の中でもずっしり重い本格派で、圧倒的な印刷圧力を誇ります。弊所の商品では黒谷和紙の手触りと家紋の凹みをしっかり指で感じる「活版印刷×黒谷和紙 戦国武将/幕末の英傑 家紋入りしおり」などがSalama-LPの作品です。

Salma-21A

株式会社朗文堂2018年製。
女性が操作する事をコンセプトに開発された印刷機。金属活字、凸版等様々な版に対応可能で、そのコンパクトなボディからは想像もできない、とても大きな可能性を秘めた活版印刷機です。重量が20Kg程の卓上タイプというハンディさが魅力で、ワークショップや実演会等で活躍しています。

PAGE TOP