家内安全・疫病退散を願う徳本行者の仏画札

江戸時代後期に、庶民から絶大な支持を受けた浄土宗の高僧「徳本行者」。
南無阿弥陀仏を唱えることで極楽往生がかなうという宗の教えについて丹波地方でも教化に励み、その足跡として丹波市、丹波篠山市各地にも南無阿弥陀仏の名号碑が見られます。

丹波地域の人々に多大な影響を与えたとされる徳本行者についてより知るべく、浄土宗丹波組と檀信徒でつくる丹波組ダーナの会は
2020年秋、柏原町柏原にある西楽寺にて「念仏聖・徳本行者展」を開催し、名号軸や徳本の木像、肖像画などを展示しました。

弊所はこの徳本行者展に、ハイデルベルグプラテンT型で印刷いたしました阿弥陀仏の肖像画を出品いたしました。
この肖像画、正確には「名体不離阿弥陀如来像」といい、「南無阿弥陀仏」の六文字が、そのまま阿弥陀仏に直結するという意味合いの仏画です。


南無阿弥陀仏の筆文字を十箇所にあしらったという仏像の画に、家内安全と疫病退散の願いを込めました。

西楽寺住職の立ち会いを受け、丁度いい印圧をお伺いしながら質感のあるバフン紙にシャープな肖像画を印刷いたしました。


サ イ ズ       
100mm×148mm
紙 の 種 類       
バフン紙(きぬ) & 黒谷和紙
印   刷   色   

凸版の種類  
真鍮版
使用印刷機  
HEIDELBERG PRATEN T型 & Salama-LP 
プ レ ス 圧   
heavy

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