インテルって知っテル?


現在弊所で大活躍のハイデルベルグプラテンT型を
2年前に譲り受けたときに、ダンボールいっぱいの木製インテルもいただきました。

インテルの語源は、「interlinear leads」。
直訳すると「行間を埋める鉛」という意味ですね。その名の通り、
組版の活字と活字の間を埋める役割を持っており、
活版印刷の作品から直接感じ取ることはないパーツですが、
作品の出来を決める要となるパーツでもあります。

緊急事態宣言で自粛中の所長はこの度、
長さや厚さが混ざり合っていたインテルを仕分け・整理しました。

5号活字(約3.69mm)の大きさを基準に
全角、半角、四分、そしてナント八分と
驚くほどの正確さで作られた木製のインテル。

一体どんな技術力が要ったことでしょう。
それにしても、使い切れないほど大量…。

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