かつて活版印刷の機械や活字が並べられ、
工場として活用されていた部屋。
住居スペースとして洋風のリビングルームにリフォームされたものを、
もとの工場として復活させる計画が進行中です。

前回外壁の塗装の様子をご紹介しましたが、今回は内壁について。

杉板の上部には珪藻土を塗ります。
より美しく仕上げるため、
以前本気名刺を作ってくださった左官屋さんにコツも教えてもらいながらスタートです。

下地も、珪藻土と同じくコテで塗り上げていくのですが、
下地材をコテにのせるのにまた一苦労。
もちろん塗るのもコツが要り、プロの職人の技術力の高さを感じます。
塗りたてから半日、1日掛けて徐々に乾いていくと、薄いピンク色のような色合いに。
しっかり乾かして、さらに下地を二度塗りしていきます。
見えないところも美しく。本番前の基礎が、出来上がりを左右します。