かつて活版印刷の機会や活字が並べられ、
工場として活用されていた部屋。
住居スペースとして洋風のリビングルームにリフォームされたものを、
この度かつての印刷工場として復活させる計画が始まりました。
フローリングの床を外すと、 当時のインキや油など、歴史が染み込んだ床板、
重い機械を置いていた部分のコンクリートの床が一部出てきました。
少し前までリビングルームだったとは思えない、 昔ながらの仕事場の空気に包まれています。
インキや油のしみこみも、長年ここで汗を流していた 職人たちの姿を思い起こさせます。
レトロでアンティークな、活版印刷の雰囲気を感じられる空間へと、 一歩一歩進み始めたところです。