名刺は「紙」からこだわりたい。そんなあなたにおすすめなのが活版印刷です。
今回の本気名刺は「名塩和紙」を使いたいというご希望でした。
名塩和紙の特徴は、兵庫県西宮市の名塩地区で取れる「泥」が入っていること。
そのため、湿度の変化や虫、熱にも強い紙になっています。
泥の効果なのか、しっとりとした光沢も特徴です。
入る泥によって色が違い、今回も4色の紙を使いました。
手漉きされた名塩和紙は、厚さがまちまち。
このような特徴のある紙の場合、
自動給紙のHEIDELBERG PRATEN T型ではうまく紙が運べなかったりして印刷が難しいので、
一枚一枚手動の「手キン」で印刷します。
お客様自身にも自らの手で印刷を体験していただきました。
ナチュラルな風合いの紙に、くっきりシャープに印刷。
手触りにもインパクトがあり一度手にすると忘れられない名刺になりました。